アパレル業界の求人動向と対策

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現在、全体的に消費の冷え込みが続き、アパレル業界も景気が悪く各社苦戦しています。こうした背景の中、各社が新たな活路を見出すために、新たな事業を展開。これを受けて、企業からの求人ニーズが発生します。職種全般の求人ニーズが少ないわけでは
なく、職種、業種によって、求められる求人の数やスキルも異なってきます。
 
2008年9月のH&Mの日本進出など、外資系の参入はまだ続く見込み。外資系は企業規模が大きく、資本力で勝負をかけて出店攻勢をかける。これに伴い販売スタッフの求人ニーズはさらに増加傾向に。
 
  • 販売職のニーズは引き続き増加傾向に。ブランドを体現できる人材が求められている。
  • またバイヤー、MDなども日本市場での販売となるため重要視される傾向に。
  • 英語力は職種によって異なるが、専門職ならTOEIC750以上が望ましい。
 
 
 

アパレルメーカーの動きとしては、新ブランドの開発と既存ブランドのリニューアルを目指す傾向に。コンセプトの異なるブランドを横展開し、ワンブランド・ワンショップの従来型のビジネスモデルからの脱却を狙う。しかし実際にはブランド開発やブランドリニューアルなどに必要なノウハウを持っていない企業が事業を開始するケースも多く、即戦力として役立つ人材が必要に。

 
  • 求人数が多いのは、やはりレディースデザイナー。ただデザインができるというよりもマーケットを意識した企業
    デザイナーとしての資質が問われる。
  • 販売職のニーズは引き続き増加傾向に。その反面、販売職離れが進んでおり、優秀な販売員の確保のため、待遇面の改善などを働く環境を整える動きがでてきている。
 
 
 

現在OEMメーカーは急増する傾向にある。しかし、従来型の生産を請負うだけのOEMメーカーから企画提案型の企業が増えており、生産・営業だけではなくデザイナーなどの企画職の求人も増加傾向にある。

 
  • OEMメーカーでのデザイナーの場合、デザインスキルの他に営業力、交渉力が求められる。
  • 経験と人脈が豊富であれば、比較的転職しやすいのがOEM営業。一般的に経験者を優遇する傾向にある。
 
 
 

従来型のバイイング中心の小売り・セレクト業態から、オリジナル企画の商品を展開する企業が増え、これまでのバイヤー中心の求人に加え、デザイナーをはじめとした企画職のニーズも増える傾向にある。

 
  • デザイナーには、市場の情報分析などマーケティング要素にたけている人が求められる。
  • バイイングとオリジナル商品双方の展開を行う小売りセレクト系MDには、数字への意識と感性の高さが求められる。
    幅広いフィールドに対するマーケット戦略に基づいて柔軟に対応できる人材のニーズが高まっている。